アルコール依存症 断酒会

アルコール依存症 断酒会

断酒会とは、アルコール依存症患者とその家族によって作られた自助グループです。

主に会費制で、組織化されており、オープンな姿勢を取っている日本独自の団体です。
全日本断酒連盟などが有名です。

断酒を続ける事を互いに励ましながらサポートし合って、アルコールによる弊害をはじめ、アルコール依存症に対する正しい理解・知識を広く啓蒙する活動を行っています。

私の父が依存症に苦しんでいた時に救われたサプリです。特にうつ症状がある場合には非常に有効です。

アルコール依存症とAA

AA(アルコホーリクス・アノニマス) は日本の断酒会の原型でといわれます。
アメリカで始まり、世界180ヵ国以上に拡がっています。基本テキストのビッグブックと呼ばれるテキストは、70ヶ国以上に翻訳されています。
アルコール依存からの回復のために「ミーティング」と呼ばれるグループワークや、「12ステップ」という回復のプログラムがあります。
プライバシー保護の観点から、また、個人よりも原理を優先させるために、フルネームは名乗らないルールとなっています。
このような特徴から断酒会とは異なり、名簿や会費もなく組織化もされ団体です。
アルコール依存症者のみが参加できるクローズド・ミーティングと、家族や医療関係者など外部の人も参加できるオープン・ミーティングの2種類があります。
さらに女性だけのミーティングや若者だけのミーティングもあります。

アルコール依存症の無料相談

アルコール依存の治療は長い目で見ることが大切です。
アル中と言われてきましたが、依存症という病気なので、治療には時間が必要です。本人と周囲が協力し合い、あせらずじっくり向き合って行くことが大切なのです。

もよりの都道府県の精神保健福祉センター保健所では、アルコール依存症に関する無料相談を受けていて、アルコール外来などの専門の病院を紹介してくれる事もあるので、困った時は1人で悩まず気軽に相談するといいですよ。

アルコール外来

病院やアルコール依存症の専門機関で処方されるアルデヒドデヒドロゲナーゼ(アルデヒド脱水素酵素)の働きを阻害する薬品です。
この薬の特徴は、服用すると飲酒時に血中のアセトアルデヒド濃度が高まるために、不快感で多量の飲酒ができなくなります。少量の飲酒で悪酔いする薬です。シアナミドジスルフィラム(商品名は「シアナマイド」「ノックビン」)の2種が日本では認可されています。
これらは飲酒欲求を抑える薬ではないため、医師から本人への十分な説明を行った上での服用が必須です。
理由は、この薬を飲んで大量飲酒をしてしまうと命にかかわる危険があるからです。

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