【発酵ぶどう食品】関節リウマチに効くサプリがあった!
発酵ぶどう食品がなぜ関節リウマチに効くのでしょう。
関節リウマチの原因はサイトカインのバランスの崩れ
サイトカインは、免疫系細胞から分泌されるタンパク質で、白血球などの免疫細胞から分泌されて細胞間の情報伝達をする働きがあります。
サイトカインは働きから6つのグループに分けられます。
リウマチなどの自己免疫疾患
6つのグループの中の「インターロイキン」、「細胞壊死因子」が原因と言われています。関節リウマチにとっては、主にリンパ球、貪食細胞が分泌し、免疫系細胞の分化、増殖、細胞死に働く「インターロイキン」と、主に細胞死(アポトーシス)を誘導する「細胞壊死因子」が原因と言われています。
生体内の様々な炎症症状を引き起こすサイトカインを炎症性サイトカインと呼びます。免疫に関与し、細菌やウイルスが体に侵入した際に、それらを撃退して体を守る重要な働きをします。マクロファージやリンパ球などさまざまな細胞から放出され、発熱や疼痛などの原因となり、必要がなくなれば速やかに反応が終息するのですが、体を細菌やウィルスから守る炎症性サイトカインと抗炎症性サイトカインのバランスが崩れると、炎症が持続し、リウマチなどの自己免疫疾患などの疾患を引き起こすことになるのです。
サイトカインのバランスを整えるには
これらのサイトカインを標的とした薬剤の開発が進められ自己免疫疾患のコントロールの効果が期待されています。
薬だけではなく、免疫のバランスが崩れて自己免疫疾患を起こしている時、「免疫力アップ」の効果がある食品などを採りたくなりますが、正確には免疫のバランスを整える「恒常性」を保つ食品がよいでしょう。
リウマチに効くサプリ【発酵ぶどう食品】
特に発酵食品とポリフェノールが合わさると吸収され易い形となるようです。発酵ぶどう食品(fermented grape foods, FGF)は「抗炎症作用」に優れている食品です。肥満・2型糖尿病、リウマチ、シミやくすみ、炎症性腸疾患などを誘導するサイトカインのTNF-αの産生を抑制し抗炎症作用を発揮します。