膠原病と湿疹(自己免疫疾患と皮膚病変)|気が付かないままにゆっくりと症状が悪化

膠原病の症状

膠原病とは細胞と細胞を結びつける結合組織に炎症が起きて、関節の痛み、こわばり、腫れのほか、全身の倦怠感、微熱、湿疹、蕁麻疹、皮膚筋炎、強皮症、全身性エリテマトーデス(SLE)などの症状のある病気の総称です。
関節リウマチなどと言われることもあります。

微熱が続いたりすることもありますが、膠原病の場合、抗生物質が効かないのが特徴のひとつです。

症状によっては完治が難しいとされる難病です。

膠原病の名医

膠原病の専門医を探すのは情報も少なくなかなか難しいのが現状です。
膠原病は症状に個人差が大きく治療も長期間にわたるこのと多い病気ですので、名医を探すなら、患者の説明に注意深く耳を傾けてくれ、精神的なプレッシャーを与えたり言葉を選ばないようなドクターを避けることが懸命です。
このようなドクターのもとへ通院するのは精神的な面も影響する膠原病にとって非常にマイナスです。

膠原病の治療

膠原病の初期症状は、風邪や疲れ、外的要因の湿疹などと間違いやすく、気が付かないままにゆっくりと症状が悪化していくことが多いようです。
症状が悪化してしまうと治療にも時間がかかりますし、内臓などではそのダメージを受けて後遺症が残る可能性も高くなります。
早期に確実な治療を施せばそれをある程度防ぐことができるでしょう。
初期状態の治療は薬も少なくて済み、副作用に苦しむリスクもすくなくなります。

膠原病の検査

症状から、風邪などと間違われることが多いのですが、まずは血液検査、尿検査などを進めていきます。

その後膠原病特有の抗核抗体や各種生検などを行います。

患者ごとに症状や検査結果が違ったりするので、ドクターも判断基準などが難しいといわれています。

このため症状が改善されないなか検査は多岐にわたり患者にとってはつらいのですが、正確なデータから適切な治療につながります。

膠原病の病院

膠原病は症状が多彩なために、初期の場合体の不調を訴えるのに、病院へいくにも何科を受診すればいいのか迷ってしまいます。
専門医のいる医療機関で診察を受けられることをお勧めしますが、まずは、内科で診察を受けることをお勧めします。
膠原病は内科以外にも内科、湿疹などの治療のために皮膚科、婦人科、外科などを受診する可能性もありますので、総合病院なら連携があるため、こちらを受診されるのがよいでしょう。

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