メシマコブとがん
メシマコブは日本原産のサルノコシカケの仲間(タバコウロコタケ科)のキノコです。
長崎県の男女群島にある「女島(メシマ)」に野生する桑の幹に寄生する「コブ」状のきのこである事から、その名がついたとされます。
古くから中国では「桑黄茸」と呼ばれ漢方薬としてもつかわれています。
40年ほど前に国立がんセンターで抗がん試験が行われ、良好な結果が得られたが成長が遅いきのこで量産できないため、当時はあまり注目されなかったそうです。
近年韓国で注目を集めるようになりました。
メシマコブの効果
メシマコブは、免疫力を高めるとともに、ガンと闘う働き=抗癌性免疫増強作用・抗癌作用があり、ガンの治療に効果的だといわれています。
韓国ではガン治療の治療薬として実際いに医療現場でも使用されているそうです。
また、血糖値を正常に戻したり、糖尿病やアトピー、生活習慣病などにも効果があると言われています。
メシマコブドリンク
健康食品や漢方で有名なファンンケルやツムラでは、顆粒や粉末のメシマコブが販売されています。
また、錠剤やドリンクタイプなどさまざまなタイプが販売されています。
いずれも長く服用するものですので、自分にあったタイプを選びましょう。
メシマコブの副作用
天然のきのこであるため、特に目立った副作用はないと言われています。
それよりも、がんの治療で使われる抗がん剤の副作用を軽減する働きがあるといわれています。
天然のものですが、ガン治療を目的に服用する場合は、医師にサプリメントの表示などを確認してもらって、相談の上服用される事をおすすめします。
韓国産のメシマコブ
これまで、優れた効能は認められていたにもかかわらず、人工栽培が難しいとされてきたメシマコブですが、近年、韓国でメシマコブの人工栽培に成功し、医薬品として認可された事から、医薬品や健康食品・サプリメントが出回るようになりました。